はじめての八王子JAZZ DAY Q&A Vol.3

こんにちは。八王子ジャズフェスティバル実行委員会の中の人です。

「気になってはいるけど、ジャズってよくわからないし…」——そんな声もちらほら聞こえてきます。
でも、実はジャズって、想像よりずっと“身近で自由”な音楽なんです。

今回のQ&Aは、イベントから少し視野を広げて、「ジャズってどんな音楽?」そして「そもそもジャズフェスっていつからあるの?」という、基本的なところからご紹介してみたいと思います。


Q1. ジャズってどんな音楽?

このテーマのことを詳しくお話しするとものすごーく長くなってしまうので、今回はざっくりとまとめます!

ジャズは19世紀末から20世紀初頭のアメリカ合衆国・ニューオーリンズで誕生しました。その起源は、アフリカ系アメリカ人の音楽文化、特にブルース、スピリチュアル(宗教歌)、ラグタイム、マーチングバンド音楽などが融合してできたものです。

黒人音楽とヨーロッパの音楽が混ざり合いながら育ち、「即興演奏」と「リズムの遊び」が大きな特徴となっています。

なかでも「シンコペーション」と呼ばれる、アクセントを“ちょっと意外な場所”に置くリズムの取り方が、ジャズらしさを生み出しています。
たとえば、リズムの“裏拍”を強調するようなタイミングのズレが、スウィング感と呼ばれる独特のノリを作り出しているんですね。

それに、ジャズの演奏は「その場の即興(アドリブ)」が当たり前。
同じ曲でも、演奏する人や日によってまったく違う表情になる。
そうやって、演奏者と聴く人が一緒に“その瞬間の音”を楽しめるのが、ジャズの魅力だと思っています。

「難しそう」と感じるかもしれませんが、構えずに聴いてみると、「あ、この雰囲気いいな」「この人の音、好きかも」と、感覚的に楽しめる音楽でもあるんです。

Q2. ジャズフェスっていつからあるの?

ジャズフェスティバルの歴史は、実はけっこう古いんです。

最初に開催されたのは1948年、フランスのニース。
『ニース・ジャズ・フェスティバル』と呼ばれるそのイベントは、ルイ・アームストロングらが出演し、ジャズを主役にした初の国際的な音楽フェスティバルとして話題になりました。

その後、1954年にはアメリカ・ロードアイランド州のニューポートで『ニューポート・ジャズ・フェスティバル』が開催されました。
こちらは野外ステージや商業的な企画を取り入れ、現在の“ジャズフェスティバルのかたち”をつくったイベントとも言われています。

以来、世界中でさまざまなスタイルのジャズフェスが開かれるようになり、今では“街と音楽が一緒に盛り上がる文化”として根付いています。


次回は、「チケットってどうやって買えばいいの?」「当日はどんな風に過ごせるの?」といった実用的な情報にも触れていく予定です。

「ちょっと行ってみようかな」と思ったときに、少しでも不安がなくなれば嬉しいです。
どうぞお楽しみに!

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キタザワ@八王子ジャズフェスティバル実行委員会
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