「子どもとジャズ」って、どう思いますか?

こんにちは。八王子ジャズフェスティバル実行委員会の中の人です。

八王子JAZZ DAYでは、ライブだけじゃなくて、実はちょっと変わったこともやってたりします。 そのひとつが、子どもたち向けのジャズワークショップ「JAZZ for KIDS」。
今回はそんなワークショップについて書いてみようと思います。


〜「JAZZ for KIDS」という挑戦〜

ライブがあって、街がにぎわって、ジャズファンが集まる──それももちろん「フェス」の醍醐味なんですが、私たちはそれだけじゃ終わらせたくないなと思っています。

「ジャズってむずかしい」「ジャズは大人の音楽でしょ?」そんなイメージ、きっと多くの人が持っていると思います。でも、ほんとはもっと自由で、楽しくて、ワクワクする音楽。子どもたちにだって、ちゃんと届くんです。

そんな思いから、私たちは2024年に初めて、子ども向けのジャズワークショップを開催しました。

その名も 「JAZZ for KIDS」。

小学3年生〜18歳未満を対象にした1日限りのプログラムで、前半は小学生以下の「ジュニアの部」、後半は中学生以上の「ティーンの部」として構成しました。

「アドリブってなんだろう?」「セッションってどうやるの?」といった基本的なテーマを、現役のプロミュージシャンであり、長らくニューヨークで活躍してきたギタリストの阿部大輔さん、ベーシストの津川久里子さんご夫妻の協力の元、体験してもらいました。

最初はちょっと緊張気味だった子どもたちも、少しずつ表情がやわらいでいき、音を出すたびにどんどん笑顔に。

📝 ワークショップのようすはこちらから:👉 「JAZZ for KIDS」開催レポート(2024年)

やってよかった。だから、またやりたい。

このワークショップを通して感じたのは、「ジャズって、やっぱり“体験”してこそ面白い音楽だ」ってこと。

教科書に載っているわけでもない、テストで点が取れるわけでもない、でも、一緒に音を出したり、聴いたり、リズムを真似したりする中で、少しずつジャズの「たのしさ」みたいなものが伝わっていくのを感じました。

あのときの笑顔、ワクワクした目、そして「またやりたい!」「次はにチャレンジしたい!」そんな声が、このフェスのこれからを後押ししてくれたように思います。

「ジャズって、子どもにも届くんだな」この確信を胸に、私たちは今後もワークショップを続けていく予定です。

そして、いつか…

いつか、「JAZZ for KIDS」でジャズに出会った子どもたちが、八王子JAZZ DAYのステージに立ってくれたら。

そんな夢を描きながら、私たちはこれからも“ジャズとまち”をつなぐ活動を少しずつ、続けていきます。


八王子ジャズフェスティバル実行委員会では、これからも“ジャズとの出会いの場”を、いろんな形でつくっていけたらと思っています。
ワークショップもそのひとつ。子どもたちだけじゃなく、もっとたくさんの人たちに、ジャズを楽しんでもらえるような企画を考えています。
「次、あったら参加してみたいな」と思った方は、ぜひ開催情報をチェックしてみてください!

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キタザワ@八王子ジャズフェスティバル実行委員会
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  • 八王子ジャズフェスティバル実行委員会のキタザワです
    Webサイト担当+SNSの中の人
    ベース弾いたりもします

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